昭和七年。伊豆稲取の宿屋の宿泊料金規約

ここでご案内するは昭和初頭の
稲取町宿屋営業組合の
お客様への覚書です。

上等五十銭

並等二十五銭


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その他の書面は時代のノスタリディを感じます。
古き良き時代ですね。特に料金は前払いで
お願いしますが行商のお客様が多かった事を
物語っています。察するに商人宿がおおかったのでしょうね。

今の時代、観光客のお客様の比率がほとんどですが
このような時代にも組合組織があり稲取温泉は円滑な
運営がなされていたんです。さしずめ現在の稲取温泉旅館
共同組合の良いお手本となるべき組織だったと思います。

時間があればその当時の宿の営業形態等を
記した書面等を詳しく閲覧してみたいのですが
中々残存する資料が見つかりません。

先人の残した知恵を現在に置き換えて
見るのも良い事とおもいますので。。。

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